毎年6月から9月にかけ、熱中症がマスメディアを賑わします。地球温暖化とも相まって、米国あるいは欧州でも熱波に伴う熱中症の患者数が増加の傾向にあります。我が国における熱中症による搬送者は、毎年4万人から6万人で推移しています。熱中症予防のためにどのようなコンテンツを作成し、普及啓発活動を展開、さらには多角的な対策に役立てるかが課題です。
ヒトの体温調節応答の年齢依存性、衣服および運動を考慮した熱と電磁界(太陽光)の複合物理現象を統合的に取り扱い、計算機上で熱中症のリスク評価を行うことで、様々な予防、対策に応用できます。